ドクター ケイ の AutoCAD 初級講座  Room 801  21

     縮 尺 解 決 ! 「 ビューポート 」 を 使いこなそう   続き

      

   前回 20回目では 初めて 「ペーパー空間」 の 「ページ」を表示させたときに

   自動的に「ビューポート」が作られる事を説明しました.。 

   今回は表示された 「ビューポート」 を使って「ビューポート」の秘密を詳しく説明します。 

   この 「ビューポート」を理解することで 縮尺の悩みはすべて解決します。 

   もう一度、前回を参考にして 「一つのビューポート」 を作成して下さい。 (図21-1)


図21-1
  
  
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  「レイアウト1」 はA4用紙横置きです。 

  そのままでは モデル空間に何も描いていない状態なので 

  「ビューポート」枠内に何も表示されていません。 

  左下の「モデルタブ」をクリックして、 「モデル空間」に移動します。  (図21-2)
  
  適当な図を描きます。

図21-2

   
  







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    モデル空間で 一辺が 1000mm と 3000mm の正方形を描きます。


    まず、1000×1000 の 正方形を描きます。

   四角形 を描くコマンドは  のアイコン 又は、「作成(D)」-「長方形(G)」です。

   コマンドは rectang
    です。

   一つ目のコーナーを聞いて来ます。 最初ですので (0 、 0)から始めます。
   
  
   ( 0 、 0 ) ”Enter” で 次の点を聞いてきます。
    

   ( 0 、 0 ) 原点からの次の点を指定するので

   1000mmの正方形を描く場合 (1000、1000) ”Enter”でもかまいませんが

   AutoCADの場合 一つ目の点から

            1000mm  X軸方向(水平移動) 
            1000mm  Y軸方向(垂直移動) 

                          
       と言う意味の @を頭に付けます。  

           ”@1000,1000 ” ”Enter” と打ち込みます

   

   @マークは ここから と言う意味だと覚えて下さい。
  
   「 (0 、 0) ”Enter”    ”@1000、1000”  ”Enter” は
         初めの点は (0 、 0)です。    
         初めの点から   1000  水平移動
                     1000   垂直移動 したところの点」 
                                  と言う意味になります。

   「(0 、 0) ”Enter ”   ”1000、1000” ”Enter” は
          初めの点は ( 0 、0)
            次の点は ( 1000 、 1000 ) です。」 と言う意味になります。

    微妙に違います、  @を付ければ水平、垂直の移動距離を示します。

    何も付けなければ 座標そのものを示しています。 

    使い分けて下さい。

    一辺が 「1000mmの正方形」 が出来ます。 (図21-9)

 
図21-9

  
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   同様に 初めの点が( 3000 、 0 ) で 「一辺 3000mm の 正方形」 を描きます

   一方のコーナー は (3000、0)  ”Enter”

   もう一方のコーナー ”@3000、3000”  ”Enter” です。 (図21-10)

   準備は整いました。
図21-10

  



  「ペパー空間レイアウト1」 に戻ります。 

  運が良ければ 今 「モデル空間」で描いた 正方形が2つとも「レイアウト1」

  に表示されているかも知れませんが、まず何も表示されていないのが普通です。

  「ペーパー空間」 「レイアウト1」 で 画面表示範囲を 確認します。 

  (図21-11 下の図) で白い部分が A4用紙の範囲です。 

    左下は (0 、 0)    です 
    右上は (294 、 205) です。

  A4用紙と一致します。  原寸を表示していると解ります。

図21-11

  



  「ペーパー空間」「レイアウト1」 (図21-11 上の図)で

  右下に   とある窓を クリックします。  に変わります。 

  
  この 「ペーパー」、「モデル」 切り替え窓は少々癖があって 

  条件1   ペーパー空間の時 ビューポートが作られている場合は
         ペーパー空間上のビューポートをモデル空間にするかしないかの
         切り替えスイッチになります

  条件2   ペーパー空間でビューポートが一つも作られていないときは
         全く作動しませんペーパーと表示したままです。

  条件3   モデル空間を表示している場合はペーパー空間への
         ジャンプスイッチになります。 ただし、レイアウトページの選択は
         直前に表示したページを選びます。 
         レイアウト1をクリックしたのと同じ効果があります。 
         いったんペパー空間に変わると 条件1の切り替えスイッチになります。
  
   実際に動かして確かめて下さい、 重要な事ではないので確かめる程度かまいません

  (図21-11 上の図) と (図21-12 下の図) を見比べますと 

  (図21-12 下の図) の 「ビューポート枠」が太い線に変わっています。 

  「ビューポート枠」内では カソールが 「クロスカソール」 になっています。

  「クロスカソール」になっている範囲では「作図出来ます。」と言う意味です。

  「ビューポート枠」 の外ではカソールが矢印  になります。

  「クロスカソール」 を「ビューポート枠」 の左下へ近づけて下さい。 

  私な画面の座標は 左下は (-142505 、  15664) です。 
               右上は (-  1603 、 221184) です。

         みなさんも確かめて下さい。 それぞれの座標値が読めるはずです。

  座標値は左下の窓表示されます。 

  もし座標値が変わらない場合は (文字が薄く化けた状態で現れています。)

  座標表示の窓をクリックすると 数字が濃く表されてカソールの位置の座標を表示します。 

  これも 「表示」、「非表示」 の切り替えスイッチになっています。


  ここで 強く言いたいことは 

    「ペーパー空間」の「レイアウト1」のA4用紙 
            (0 、 0)〜(294 、 205)の範囲の中に
           (-14205 、 15664) 〜 (-6503  、221184)の
                           モデル空間が出現している事です。


  「モデル空間」の大きさは 水平長7702mm 垂直長5520mm です。

  「モデル空間」 の大きさはこの文章を作る準備のためいろいろ 
 
  いじくった為、みなさんの表示の結果とは異なりますが。

  おおむねA4用紙寸法を遙かに上回る大きさになっているはずです。


図21-12

 



   では モデル空間で用意した2つの正方形をとりあえず表示させます。

   メニューより 「表示(V)」-「ズーム(Z)」-「図面全体(A)」  (図12-18) 

   クリックで 2つの正方形が表示されます。 (図21-19)

    次回に続く…
図12-18

  
図21-19

 
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