ドクター ケイ の AutoCAD 初級講座  Room 801  18


    マニアルや解説書 の 縮尺表示の 解説の 解説 

       「 モデル空間 からの印刷 3題  」  


  モデル空間からの印刷方法を2つ説明してきました。 最後です。 合計 3つ の方法が あります。

  原寸 (1:1) で 印刷出来ることは どんな縮尺でも 設定出来るのと同じです。 

      















  またまた、おなじみのページ設定です。(図18-1)  

  「印刷領域」 が「図面範囲」 になっています。 (図18-2)

  「印刷領域」の設定ですので、「図面の範囲を印刷します。」と言う

  意味なのでしょうが、 AutoCad 95 又は AutoCAD LT 95 以前の型式

  を経験された方なら よくわかるでしょうが、 新しい型式のAutoCADでは 

  「ペパー空間」 の「レイアウトページ」で 用紙を強制的に指定するため 

  「用紙選択」が「図面範囲選択」にあたるためモデル空間で図面範囲を決めることは

  ほとんどありません。 しかし、「モデル空間」 でも図面範囲を指定できるのです。

  AutoCADの 面白い点は 一部の例外ありますが、 過去のコマンドを
 
  きっちりと、.どこかに残していることです。 この良い例が 「図面範囲」です。

  ’エヌ イー シー ’のコンピューターや ’ジャストシステム’の「一太郎」のように

  過去の遺産にちゃんとこだわってくれていることが、非常にうれしいです。














図18-1











図18-2
  
  
 
  
   








  図面範囲の指定の方法です。 

  モデル空間で A4用紙枠を用意します。

  16回目で準備したA4用紙図枠です。 (図18-4) 






















図18-3

  
  
  
  







  メニューから 「形式」 - 「図面範囲設定(A)」 でクリックします。 (図18-4)
  
  図面範囲の左下を聞いてきます。  (図18-5) のコマンドウインドー

  (メニューバーとツールバーの間)に 左下コーナーを指定と出ています。

  モデル空間画面ではカソールがA4用紙枠左下を捕らえています。(図18-6)

  確定(右クリック)で 次に図面範囲右上を聞いてきます。 (図18-7)

  コマンドウインドーは「右上コーナーを指定」と出ています。

  確定(左クリック)で図面範囲を指定したことになります。(図18-8)

  残念ながら 指定した図面範囲を再確認する方法はありません。

  仕方がないので用紙枠をあらかじめ画面上に描いて図面範囲を指定することで

  用紙枠内部が作図範囲と分るようにしています。


  










図18-4













図18-5


























図18-6

















図18-7























図18-8


  

   

   

   

   




































   (図18-5) のコマンドウインドー を注意してみますと 

   [オン(ON)/オフ(OF)] と書いてあります。
 
   コマンドやアイコンで命令を選びますとコマンドウインドーにAutoCADの

   命令書式と同時に次ぎに何をするかを簡単な言葉で聞いてきます。 

   
   
  
  キーボードから 「 on 」 - Enter で 作図範囲の外で何かを

  描こうとしても無効になります。 解除するのは 「 of 」 - Enter です。


  「16回」 「17回」, そして今回は主に縮尺を1:1で説明してきました。

  縮尺を変えて作図する場合は、あらかじめ印刷する用紙を決めて

  「用紙の寸法の 縮尺倍の用紙枠」 を作ります。

     A4用紙で1/50の縮尺で作図するときは
 
       横幅 274×50=13700mm
       縦幅 202×50=10100mm

  の図面枠をモデル区間に用意して枠内に 原寸(基本単位はmm)で絵を描きます。

  印刷設定は印刷尺度を 1/50 に設定すれば 縮尺1/50 でA4用紙に印刷出来ます、

  図面範囲を指定するこの方法は「16回目」、「17回目」 に説明した方法とは

  少々異なりより、あらかじめ設定した図面枠を基準に作図するため

  「ペーパー空間」で作図する方法と同じような効果があります。

  これまで説明した「ペーパ空間」を使った縮尺設定と違う点は

  モデル空間の広い場所を利用して枠を複数用意できることです。

  それぞれの枠内に作図して、印刷するときに「作図範囲」を決めて印刷し

  次の図面を印刷する時に、新たに「作図範囲」を設定し直して印刷する、

  手順を繰り返します。

  AutoCAD 95LT 以前の型式 では おなじみの考えでした。

  範囲を指定することで イメージを 実感出来るので なかなか重宝する方法です。 

  是非この方法はマスターしてください。
   
   
  次回からいよいよ「モデル区間」で作図、 「ペーパー空間」で編集する、

  AutoCAD ならではの方法を説明します。



   back to  room 801 top     goto e-school top