ドクター ケイ の AutoCAD 初級講座  Room 801  17


    マニアルや解説書 の 縮尺表示の 解説の 解説 

       「 AutoCAD の 特徴 を生かした 図面作成 」  続き

   
  これからの説明は AutoCAD ユーザーガイド や 本屋で沢山出ている解説書に必ず書いてある

   縮尺の説明をさらに 私なりに表現してみようと思います。 すでにお持ちの説明書がありましたら

   参考に見ていただくといっそう解りやすいのではないでしょうか。
   
      















  毎度、おなじみのページ設定です。(図17-1) 注意して見ますと 

  「印刷領域」 が「オブジェクト範囲」 になっています。 (図17-2)

  「印刷領域」の設定ですので、「オブジェクトの範囲を印刷します。」と言う

  意味なのでしょうが、 「ヘルプ」で調べても何の意味か解りません。 

  前回でもふれました「プレビュー」を使って実験的に調べてみます。














図17-1















図17-2
  
  
 
  
   


  16回目で作った A4用紙の枠 の左下端 を基準にA1用紙枠を描きます。

  点線で 水平 981mm 垂直 594mm です (図17-3)

  今、このモデル空間では 図面はA4用紙枠線 と A1用紙枠線だけが描かれています。

  確認するには。 「表示(V)」-「ズーム(Z)」−「図面全体(A)] クリックで

  描かれている図全体が画面いっぱいに表示されます。 (図17-5)

















図17-3




















図17-4


  
  
  
  











   縦横の比率が画面とあわない場合は余白を含めて、.

  画面いっぱいになるよう表示されます。(図17-5) 

  もし画面いっぱいに予想通りの結果が表示されない場合は 

  A1用紙枠の外に気がつかないオブジェクト (たとえば点とか線とか文字)があります。

  必ず 画面の中にあるのですが あまりにも小さい形の時は 

  一見何もないかのように見えます。 ゴミみたいな物です。(図17-6)

  オブジェクトの範囲を忠実に再現しています。

   もうお気づきでしょうか、

   「オブジェクト範囲」とは「モデル空間」の

   すべてのオブジェクト(線、点、文字その他)を完全に含む範囲のことなのです。




  













図17-5



























図17-6


  

  

























図17-7





























2





図16-7




   「印刷領域」-「オブジェクト範囲」 を選択した場合は

   画面の縦横比の関係で多少の余白空間が左右に表示されますが、

   ほぼ、「表示(V)」-「ズーム(Z)」−「図面全体(A)](図17-4)で表される

   画面範囲が印刷範囲と考えられます。 

   A4用紙を指定した場合は16回目で説明した画面範囲印刷と同じ要領で印刷されます。


  

   (図17-7)に示す印刷範囲がオブジェクトの範囲です。 左右、外側の部分が空白です。

   画面範囲選択(16回目説明)との違いは、 空白があるかないかです。

   オブジェクト範囲の左下が印刷の基準点になります。 

   用紙選択はA4のままですので A4用紙で印刷出来る範囲は(図17-8)の

   緑の範囲となります。あとは 画面範囲(16回目説明)を選択と、同じ働きをします。


   



   滅多に使わないテクニックですが、 あらかじめモデル空間に

   印刷予定の用紙枠を自分で作って、枠の中で自由に図を配置しながら

   図面を作成する場合は この用法が楽です。 印刷のことを気にせずに絵を描けます。 

   縮尺はこれまで説明してきたように、 (16回目、15回目参照)

   最初から 「ページレイアウト」-「印刷尺度」-{縮尺」 で決めておきます。 

   何度の試してみてください。 感覚が解ってきます。



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