縮尺のテクニック ペーパー空間で縮尺をコントロール。
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14回目で 昔に戻って「縮尺」について考えてみました。
図面を書き始めた頃に何気なくしていたことを思いだして 結構、面白かったです。
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ペ
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パ
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空
間
を
使
っ
て
百
分
の
一
の
図
面
を
描
く
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レイアウト1に A1用紙を設定のままで 今回は S=1/100 の図面を書きます。
S=1/100は 「縮尺が1/100です。」 と言う意味です。
S=1:100とも書きます。、 S=1/100 も S=1:100 も 同じ意味ですが
どう使い分けするかよく知りません。
私の場合 そのときの気分で使い分けしています。
しかし 同じ図面で 1/100 と1:100 を混合して使うことはしません。
かっこわるいです。
A1用紙 で S=1/100の図面と言えば
70m×40m ほどの平面図や 幅員15mくらいの道路横断図 などです
A1 用紙は 841mm×594mm ですので、1/100の縮尺のものを書くには
横幅 841mm×100=841,000mm
縦幅 594mm×100=59,400mm が
最大の作図範囲です。 目一杯書いてしまえば 絵になりませんので
70m×40m 位がほどほどの表現範囲 と言うことです。
例によって レイアウト1のページ設定画面です。(図15-1)
ここで今までと違うのは
「印刷縮尺」 - 「尺度」 が 1:100 になっています
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| 図15-1 |
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デフォルトでは 尺度は 1:1 です。
尺度の右端の下矢印をクリックすると 一覧から尺度を選択できます。(図15-2)
縮尺リストから選択できる縮尺は だいたいこのようなものです (図15-3)
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図15-2
図15-3
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縮
尺
の
変
更
方
法 |
縮尺リスト以外の縮尺で書きたい場合は 「カスタム」を選んで
自分で数値入力します。
縮尺 1/200の場合
「カスタム」 を選んで 下のカスタムの窓で (図15-4)
「 1 」 ミリメートル = 「 200 」 作図単位 と打ち込みます 。
デフォルトでは縮尺 1:1 「1」 ミリメートル = 「1」 作図単位
となっています。 (前回参照)
いきなり 「1」 作図単位 「1」 をカソールで選んで
青反転して 「 200 」 と打ち込んでも 結果は同じです
縮尺 1/1000は 「 1 」 ミリメートル = 「 1000 」 作図単位 (図15-5)
と打ち込みます。 いろいろ試してみてください。
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図15-4
図15-5
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(図15-6)を見てください。
カスタム 「 0.01 」 ミリメートル = 「 1 」 作図単位 となっています。
これも 立派な 縮尺 1/100 です。
カスタム 「1」 ミリメートル = 「100」 作図単位 の両辺を 「100」 で割れば
カスタム 「0.01」 ミリメートル = 「1」 作図単位 となります。
当たり前と言えばそれまでですが、 もう一つ面白いことがあります。
カスタム 「1」 ミリメートル の 「1」 をカソールで青反転して
「 1/100 」 「Enter 」 としてください。 (図15-7)
これでも立派に 縮尺 1/100 となります。
「カスタム」、「作図単位」 の2個の窓は 計算機能を持っています。
驚きです。AutoCADの開発者がどのような意味で
図15-6のような窓を作ったのか不明です。
AutoCADにはこのような 一見無駄 か 過剰親切に思えるような
仕掛けがずいぶんあります。 面白いところです。
しかし、 ここに非常に重要なことがあります。
単位がミリメートルになっていて、 メートル、や キロメートルは選択できないことです。
ミリメートルが製図の基本単位であって縮尺を考えるには
ミリメートルを無視して縮尺を考えることはできないと言うことです。
縮尺はミリメートルが何よりも最優先することを きっちり理解してください。
(インチも選択できますが、独りよがりの大国以外の国は
みんな基本単位をメートルとしています。それでインチは無視します。)
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図15-6
図15-7
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A1用紙に 縮尺1/100の図面を書く準備は整いました。
後は 図面を描くだけです。
この方法は 用紙をあらかじめ決めて、同じ縮尺の物を描くときには大変お手軽です。
特徴は
1 縮尺を一度決めたら 図面は原寸通り作図できる
2 用紙サイズを最初に決めるので レイアウトページに用紙全体の
イメージが見えるので 図面の配置をその場で決められる。
3 イメージ通り 印刷できる。
4. AutoCAD入門にはわかりやすい JWCからの入門向け。
短所は
1. 違う縮尺を一つの用紙に表示するのがややこしい。
2. 線種、や寸法線の調整に手間がかかる。
3. AutoCAD本来の使い方ではない。 本当の使い便利良さが引き出せない。
このようなことを考えてみました。
とにかく図面を描いてみたい人はちょうど良いと思います。
また、 用紙をA4に設定して 印刷と縮尺の関係を実験的に確認したり
エクセルやワードに挿入する図の大きさを実感的に調整したりする場合
非常に便利です。いろいろ試して見てください。
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