点線、一点鎖線の秘密 続き、 続き、 続き
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点線や一点鎖線がどうもうまく引けない。 AutoCADに慣れてからもよくある問題です。
直線以外の線種の性格を少し掘り下げて考えてみます。
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線
種
の
コ
ン
ト
ロ
ー
ル
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点線、 一点鎖線 の コントロール。
前回 第10回目 で 線種の倍率を変える方法を少し触れました。
「形式(C:)」−{線種設定(N:)」 で 「線種管理」を表示させます。 (図11-1)
「線種管理」は 結構 頻繁に使いますが、残念ながら 「線種管理」のアイコンが
用意されていないので個人的には このようなアイコンを作っています。 (図11-2)
(図11-1)の下 詳細を見てください。 もし詳細が表示されていなければ、
右上の詳細を表示ボタンをクリックして下さい。
「グローバル線種尺度(G): 」 と 「現在のオブジェクトの尺度(O): 」 は
1.000 になっています。 この状態が標準です。
更に 左の方に 「尺度指定にペーパー空間を使用(U): 」の
チェック (白い正方形の窓)が 白空白になっています。
これは、もう少し後で詳しく説明します。
「グローバル線種尺度」 や 「現在のオブジェクトの尺度」 はAutoCAD独特の
表現方法です。 たぶんオリジナル版(英語)の訳です。
しかし芸がないというか、 センスの悪い英訳です。
AutoCAD全体に言える事です。 開発者にもんくを言いたいです。
下手な英訳が AutoCADを 取っ付きの悪い物にしています。
ここでは 「グローバル線種尺度」や「現在のオブジェクトの尺度」の
「尺度」は 「倍率」 と書き直します。
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| 図11-1 |
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| 図11-2 |
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現
在
の
オ
ブ
ジ
ェ
ク
ト
の
尺
度
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まず最初に扱うのが 「現在のオブジェクトの尺度」 です。
実験してみます。 (図11-4)
最初を「現在のオブジェクトの尺度」を1.000倍(標準)で点線、一点鎖線を書いてみます。
次に「現在のオブジェクトの尺度」を2.000倍にして 点線、一点鎖線を書いてみます。
次に「現在のオブジェクトの尺度」を3.000倍にして 点線、一点鎖線を書いてみます。
「現在のオブジェクトの尺度」の倍率の変更の仕方は

白窓の 1.0000にかソールを持っていき 右方向へドラッグして 青反転します。
そのまま キーボードから "2" "Enter " と打ち込んで "OK " すると 2倍になります。

あとは同じ要領で倍率を変更して下さい。
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| 図11-4 |
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倍率を 標準(1倍) から 2倍 3倍 と変化させた結果が (図11-4)です。
標準(1倍) を基準に 正確に 2倍 3倍になっています。
倍率ですので。 0.1倍でも 0.001倍でも正確に変化します。
また、100倍、1000倍でも同じことです。
ここで注意すべきことは 倍率の変化が すべての線種に同時に影響しています。
線種は 点線、一点鎖線だけではありません、呼び込めることの出来る線種は
沢山あります。その線種すべてが 同じ倍率になります。
当然 実線 も倍率変化しますが、見た目は変わりません。
それと 線の太さは倍率が変わっても変わりません。
実際の製図では 点線の大きさを何通りか使うことが多いです。
そのときは、面倒でも毎回倍率を指定して変えなければなりません。
そのためにも(図11-2)のようにアイコンを用意しておくと便利です。
点線や一点鎖線などを自由に使いこなすためには、
「現在のオブジェクトの尺度」でコントロールします。
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グ
ロ
ー
バ
ル
線
種
尺
度
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次の実験です
「グローバル線種尺度」 を標準(1.000倍)から 2.000倍に変えてみました。
変え方は現在のオブジェクトの尺度と同じです。
グローバル線種尺度の 1.000を 2.000に変えます。
(図11-5)はグローバル線種尺度を1.000倍(上の枠)
とグローバル線種尺度を2.000倍(下の枠) の変化の様子を示しています。
線全体が単純に2倍になっています。
「現在のオブジェクトの尺度」 で細かく使い分けてきた線を
「グローバル線種尺度」 で一括して倍率を変えられる のが
「グローバル線種尺度」 であるとわかります。
「グローバル線種尺度」の特長は現在のオブジェクトの尺度と同じ方法で
倍率を変化できるが、 図面に 一つの 倍率しか許されない
と言う 性格です。
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| 図11-5 |
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「グローバル線種尺度」 と 「現在のオブジェクトの尺度」をどのように使うかを
次回も続きます。
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