HAMIchin仮面の土木・測量教室   Room 711   7回 


   ToraX” 、”ToraY”  関数の 徹底的分解 その2 マクロの中身を少しずつ解説します。

 


  ToraX 関数。

  前回 第6回目 で ToraX() 関数を 未完成ながら登録しました。 
  
  まだまだ 準備段階ですが ここで "Excel" の基本にもう一度戻ります。

   まず、 ToraX()関数を 登録する前に "Excel"を 起動しなければなりません
  「新規作成(N): 」 で新しい「Book」を選んで下さい。 多分ファイルの名前は 「Book1」になってます。

   すぐに [ファイル」−「名前を付けて保存(A)」 で新しく開いたファイルに名前を付けます。
  ファイル名は 「座標計算」 とします。 ファイルの名前ですので自由に付けて結構です。

   ファイルの保存場所は c:¥MyDocuments が一般的な保存場所です。 

    「ツール」-「マクロ」で "VisualBasicEdditer” (「ビジュアルベーシックエディター)
   を開こうとしても"VisualBasicEdditer”がない場合があります。
    
    エクセルをインストールする時に"VisualBasicEdditer”をインストールしていないからです。
   マイクロソフトオフィスの説明書かヘルプで "VisualBasicEdditer" などの追加を参考に
   追加インストールして下さい。




   ToraX() 関数は 放射トラバー計算をする関数です。 

  ToraX() は 求める座標のX座標を 計算します。
  ToraY() は 求める座標のY座標を 計算します。

  計算の基本的な考え方は 第1回目から第4回目まで 詳しく説明しました。

  ToraX()は  エクセルのセルに関数として書き込むことで計算しますが
           計算に必要なデーターを要求してきます。

  トラバー計算ひ必要なデーターは

     1 機械点の X座標
     2 機械点の Y座標
     3 後視点の X座標
     4 後視点の Y座標
     5 観測角度
     6 観測距離
  
             以上6個のデーターが必要です。

 この6個のデーターを 順序に従ってセルにキーボードから打ち込むことで計算できるようになります。

   基本形は

  任意のセルに
     =ToraX(機械点のX座標 、機械点のY座標 、後視点のX座標 、
                              後視点のY座標 、観測角度 、観測距離)

  の順番にカッコ()の中に数字を入れていきます、数字と数字はコンマ(,)で区切ります。

  正しく打ち込まれていましたら。 "ENTER"キー と同時にマクロに書かれた手順に従って計算され

  同じセルに 求める点のX座標値が表示されます。

   実際、エクセルでは ToraX() の カッコ内のそれぞれのデータ(数字)を手で打ち込むことは
  めったにしません。 

  あらかじめ   機械点のX座標、Y座標を 別のセルに打ち込みます。
           後視点のX座標、Y座標を別のセルの打ち込みます。
           観測角度、観測距離も別のセルに打ち込みます

  ToraX()のカッコの中はセルの行列番号を指定します。 これをエクセルでは参照と呼んでいます。

  参照で計算する例が 下の形です (図7-1)


図7-1


  黄色いセル D5で 開放トラバー計算の X座標値をToraX()を使って計算しています。 (図7-1)

    D5 セルの 実際の入力は =ToraX(D3,E3,D4,E4,D6,D7) です 

     セルD3は    機械点 X座標     値は 1000.000 
     セルE3は    機械点 Y座標    値は 1000.000  
     セルD4は    後視点 X座標    値は  950.000  
     セルE4は    後視点 Y座標    値は  870.000
     セルD6は    視準点 観測角度  値は  145.0835
     セルD7は    機械点 観測距離  値は  26.455    となっています。

     計算結果は セルD5 に 1021.905 と出ています。

   Y座標も同じような手順で セルE5に ToraY() を使って

     結果は 1014.834 となります。


図7-2
 
  観測角度 観測距離 は現場で 計って来ます。  (図7-2)

 機械点 に 光波測距器を 正確に据える。
 
 機械点の座標は X座標 1000.00
             Y座標 1000.00

 後視点を視準する 角度を 0.00度に合わす。

 光波測距器を右回りに回して視準点を見る。 回した角度が 観測角度 145度8分35秒

 機械点から視準点までの距離が 観測距離 26.455m

  光波測距器であればレザーを飛ばして プリズムで反射させて距離を計る。
  
  旧式であれば巻尺で距離を計る。

  このようにして 観測データ (観測角度 観測距離) を求めます。



図7-3  


   普段の現場では 一度、機械を据えて後視点を見てから 視準点を何十点と観測します。

   観測データーを"エクセル"でまとめて計算する例が上のエクセルのシートです (図7-3)

     T-1 が機械点 、T-2 が後視点 、測点名 0°から 360°の観測角度と観測距離が

     測点名の左.側にそれぞれ キーボードから入力されています。 

     計算結果は測点名の右側 X座標、Y座標に出ています。

     T-1,T-2のX座標、Y座標はそれぞれキーボードからの入力です。

   X座標、Y座標の計算は ToraX()、ToraY() 関数によって計算しています。

   これで、大量の計算を"エクセル"(ファイル「座標計算シート」) でこなします。 





  次回から ToraX(), ToraY() 関数の仕組みに入って行きます。





  エクセルのファイル 「座標計算シート」 (有料) を用意しました。 
(図5-3)

  このファイルで ToraX、 ToraY 関数のマクロが完全に表示されます。

      トラバー計算、逆トラバー計算を一つの画面で処理する標準フォーム

      標準フォームページを即、使うための解説

      VBA による 座標関連関数 のリソース(プログラム)の公開

      リソースの解説のための計算例

      プログラム作成のための補足説明

                      が含まれています。

   この講座は 順次回を重ねていくと 最終的には 「座標計算シート」が出来上がります。

   前もって 「座標計算シート」を手元に置かれて 参考にしながら 実際に作動させて
     確認していただくと よりいっそう理解しやすいです。

   また、本講座と 「座標計算シート」があれば 本格的な、座標計算やVBAの教材としても
     十分に活用できるものと考えております。


     テキストファイル入手方法は下欄でお確かめ下さい。




    ”エクセル” ファイル 「座標計算シート」 申し込み方法

      ファイル代金 ¥2,000円 を下記の銀行に振り込んで下さい。

   恐れいりますが、 メールにて

        ファイルの送り先のメールアドレス

        あなたの名前 (お名前がわからないと振込みの確認ができません)

                   以上をお知らせください。

    確認ができしだい メールにてファイルを送らせていただきます。
    もし、1週間経ってもファイルが届かない場合、お叱りのメールを下さい。直ちに対処いたします。

     連絡先メール   mt7116@mandala.ne.jp

     振込み先

         阿波銀行山川支店(店番号406)
         普通預金
         口座番号  1034509
         永井 俊   (ナガイ タカシ)

         ファイル代金 ¥2,000円



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