HAMIchin仮面の土木・測量教室   Room 711  18回 


    Hokokaku() の使い方 「逆トラバース計算」  導入 2

 


  エクセル” で 逆トラバース計算を Hokokaku() 関数を使って計算する

     17回目に続き 2点間の方向角を求める。


    前回は 原点(0,0) から視た点Bの方向角を求めました.。

    続いて、 点Bから見た点Aの方向角を計算します。
       
2









   点   B X座標=119017.497m Y座標=99539.668m は


   点   A X座標=119020.556m Y座標=99558.771m です。

   点B から 点A の方向角は前回の原点からの方向角を求める考え方とほぼ同じです。

   前回は 点B に当たる点が 原点(0,0)だった訳です。
   
   もう少し詳しく分解しますと

        dX=1199017.497
          =1199017.497 - 0  ( 点B X座標 − 原点 X座標 )

        dY=99539.668
          =99539.668 - 0   ( 点B Y座標 − 原点 Y座標 )

                              となります。

     dX dY とも 点B の X座標、 Y座標から ゼロを引いています。

     だから前回では 、マイナスゼロ (−0) を省略していました。


図18-1


  







    2点間の方向角を扱う場合は原点に当たる部分が方向角の.出発点に相当します。

    今回では 点Bが出発点になります。

       式で表しますと
    
       dX = 点AのX座標 - 点BのX座標
          = 119020.556 - 119017.497
          = 3.059 m

       dY = 点AのY座標 - 点BのY座標
          = 99558.771 - 99539.668
          = 19.103 m 
                       です。

     方向角は 

        方向角 = tan-1(dY / dX) 
              = tan-1(19.103 / 3.059).
              = 80.90235364°
                          となります

      方向角は  80°54′08.47″ です。     (図18-1)
   









   Hokokaku(dX,dY) 関数 を使ってエクセルで計算します。
   

    セルB2、C2 に 点BのX座標、Y座標を入力します。

    同様に セルB3、C3 に 点BのX座標、Y座標を入力します。 (図18-2)

図18-2
  
dX,
dY



  セル D2で dX を計算します。 エクセルの書式は =B3-B2 です。 (図18-3)

  セル C2で dY を計算します。 エクセルの書式は =C3-C2 です。 (図18-4)

      これで dX, dY のデーターがそろいました。

図18-3
  
  
図18-4
 
 





  
   Hokokaku(dX,dY) に 結果を伝えて 方向角を計算します。

   セルF2 で方向角(rad)を計算します。

        =hokokaku(D2 , C2)  

   dXの値を直接入力する代りに セルD2 を指定します。

   dYの値を直接入力する代りに セルE2 を指定します。

   セルF2の書式は =hokokaku(D2 , C2) となります。 (図18-5)

   計算結果は 1.412012444rad (ラジアン) です。 (図18-6)

図18-5
  

図18-6
  











  方向角の計算結果はラジアンで表示されますので 度 (deg)に換算します。

  エクセルの場合ラジアンを度に変換するには.

  ( 180 / PI() )を Hokokaku(dX,dY) の計算結果に掛けます。
  
  ”セルG2” は =F2*180/PI() です。(図18-7)
  
      PI() はエクセルの関数で 円周率π のことです。 カッコ()を忘れないよう。

    セルG2 で 度(.deg)の換算結果が出ています。

    方向角=80.90235364° です。   (図18-8)

図18-7
  
図18-8   
  




使




 
  このようにして エクセルで方向角を求めます。 

  方向角が分れば 点Bから点Aの点間距離は

    
            =19.346m

   点A は 点B より 右回り 80.90253564度 の方向 に 2.474m 行ったところの点 

   であると分ります。


  また、 点B より 右回り80.90253564度 の方向 に19.346m 

  行ったところの 点A の座標は(119020.556、99658.771) です。

     X座標=点B X座標 + 点間距離 × cos(方向角)
         =119017.487+19.346×cos 80.90253564
         =119020.556

     Y座標=点B Y座標 + 点間距離 × sin(方向角)
         =88639.668+19.346×sin 80.90253564
         =99658.771
                       となります。

   「点間距離」 と 「方向角」 が分れば X座標 、 Y座標が計算出来ます。  




   次回は Hokokaku(dX,dy) を使って 逆トラバー計算をを行う フォームを作ります。 




  エクセルのファイル 「座標計算シート」 (有料) を用意しました。 


  このファイルで ToraX、 ToraY 関数のマクロが完全に表示されます。

      トラバー計算、逆トラバー計算を一つの画面で処理する標準フォーム

      標準フォームページを即、使うための解説

      VBA による 座標関連関数 のリソース(プログラム)の公開 

     ● Hokokaku(dX, dY)の完全な動作, と記述を含みます。 

      リソースの解説のための計算例

      プログラム作成のための補足説明

                      が含まれています。

   この講座は 順次回を重ねていくと 最終的には 「座標計算シート」が出来上がります。

   前もって 「座標計算シート」を手元に置かれて 参考にしながら 実際に作動させて
     確認していただくと よりいっそう理解しやすいです。

   また、本講座と 「座標計算シート」があれば 本格的な、座標計算やVBAの教材としても
     十分に活用できるものと考えております。


     テキストファイル入手方法は下欄でお確かめ下さい。




    ”エクセル” ファイル 「座標計算シート」 申し込み方法

      ファイル代金 ¥2,000円 を下記の銀行に振り込んで下さい。

   恐れいりますが、 メールにて

        ファイルの送り先のメールアドレス

        あなたの名前 (お名前がわからないと振込みの確認ができません)

                   以上をお知らせください。

    確認ができしだい メールにてファイルを送らせていただきます。
    もし、1週間経ってもファイルが届かない場合、お叱りのメールを下さい。直ちに対処いたします。

     連絡先メール   mt7116@mandala.ne.jp

     振込み先

         阿波銀行山川支店(店番号406)
         普通預金
         口座番号  1034509
         永井 俊   (ナガイ タカシ)

         ファイル代金 ¥2,000円



   back to  room 711 top     goto e-school top