HAMIchin仮面の土木・測量教室    Room 711   第3回 
 
 基準点
    
現場と三角点の関係
第1回で説明した、徳島市のある道路の.曲がり角の座標をBとして(X座標=119017.497m Y座標=99539.668m)、基準点A(三角点)をどのようにして結びつけるかを説明します。

   
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基準点A X座標=119020.556 Y座標=99558.771
点B    X座標=119017.497 Y座標=99539.668とします。
 このA,点は 国土地理院で調べてきた点です。 このように、すでに知られている点を、既知点と呼びます。
既知点Aは 座標原点から 北(X軸方向へ)11902.556m
                  東(Y軸方向へ)99558.771mの所の点です。
前回にも述べましたが、方向角は
     tan-1(99539.668÷119020.556)=39度54分23.49秒 です。
これは座標原点からの方向角です。

方向角はもう一つの考え方があります。 
点Bを考えた場合 座標原点からの方向角と既知点Aからの方向角があります。
既知点Aからの見た方向角は 
 ΔX=点BのX座標-既知点AのX座標
 ΔY=点BのY座標-既知点AのY座標
既知点Aからの見たBの方向角=tan-1(ΔY÷ΔX)となります。
 ΔX=119017.497-119020.556=-3.059
 ΔY=99539.668-99558.771=-19.103
既知点Aからの見たBの方向角=tan-1((-19.103)÷(-3.059))
                    =260度54分08.47秒です。
また、距離は (ΔX2+ΔY1/2 となります。(ピタゴラスの定理)
L=((-3.059)+(-19.103)21/2=19.346m

下の図のようになります。
 整理しますと 点Bは 既知点Aから方位角260度54分08.47秒の方向に19.346m移動したところの点ということになります。これで点Bの位置が特定出来るようになりました。 実際にどのような方法で現地で確認するかは次回に説明します。